【解決事例】19歳の子が家族滞在ビザを取得できた事例

事例の概要

在留資格の種類:身分系
外国人の国籍:パキスタン
申請種別:認定
外国人の在留資格:家族滞在

事案の説明

子が19歳という年齢での家族滞在の申請は非常に難しく当初は留学のビザでの申請を検討していました。しかし、相談者様の地域では、日本語を学べる学校等も少なく留学のビザを発給するのはなかなか難しい点、日本に来るのは決して就労目的ではないという点から家族滞在のビザでの申請で進めることにしました。

相談の背景

会社経営者の方(Aさん)が奥さんと子供を日本に呼びたいということで、過去にご自分で申請されましたが結果は不許可でした。Aさんは家族を日本に呼ぶことを半分諦めていましたが、コロナ禍で国の行き来が難しく、家族に会える機会が減ったためもっと家族と一緒に過ごしたいという思いから、当事務所に相談に来られました。

結果

奥さんと19歳の子供、2人とも無事に許可がおり、在留資格認定証明書を取得することができました。

解決ポイント

子の家族申請の場合は、「子にあっては現に扶養者の監護養育を受けている状態であること」、「経済的に独立している配偶者又は子としての活動は含まないこと」の2点を特に審査されます。基本的に、家族滞在で呼ぶ子に年齢制限はありませんが、一般に、扶養者の子の年齢が上がるにつれ、「家族滞在」の許可の可能性は低くなっていきます。特に、成年に達しつつある年齢である場合、日本における活動目的が就労活動目的であると認定され、「家族滞在」の許可がされないことがあります。
今回のケースでは、本国での学校の経歴、日本に来てからの学習計画等を記載し、就労目的ではないことを証明しました。また、なぜ今まで本国では別の者が監護養育していたのか、なぜ今日本に呼ぶことになったのか等も合理的に説明しました。
お子様を日本に呼びたいとお考えの方は一度ご相談にお越しください。

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